タブー
たまに、お客様より聞かれることの質問の一つが
「クライミングにいい服装ってなんですか?」
というものがあります。そこで、一番最初に思いつくのですが、言葉にはださないのが、
「タイツ」
です。
上記の写真は、CJ30号に出ている写真です。時は、1987年。場所は常盤橋。
このような風体な人々が夜な夜な集まってきて、壁にへばり付き、訳のわからないことをしていれば、理由はともあれ、「こないでください」と言われても、言い訳できないような気がします。
しかし、当時は、皆、人目など気にせずタイツを履いていたものです。中高年のぽっちゃりした短足おじ様あたりが、タイツを履いてハーネスなど履いた日は、ほんと、今で言えばセクハラだと思います。
しかし、現実問題、動きやすいんですよね、タイツって。似合っている方もいるし・・・。
こないだ飲んでいた際とある女性クライマーが言った言葉が
「私、もし今でもクライミング界がタイツを当たりまえに履く世界だったら、絶対クライミングやってないと思う。」
やはり、「タイツ」を口にすることは難しいようです。
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