シューズ懐古 ”スプリントⅡ編”
え~、おざんさんの書き込みでもあったのはこれでしょう。
白黒でスミマセン(クライミングジャーナル47号より)。
何かの縁か実は、今回はコレについて書くつもりだったので驚きです。
ボリエール社”スプリントⅡ”。別名”ヒモニンジャ”。もちろんこの”ニンジャ”は今でもモデルチェンジを重ねながら生き続けている名作”ニンジャ”のことで、履いた感触が似ていて、レースアップなのでこの俗称になったのかな?平山ユージさんやベン・ムーンも履いてました。
上の写真は平山さん(岩と雪145号より)。下の写真はベン(岩と雪147号より)。
特にベン・ムーンのこの写真はかの世界初(だったかな?)の8C+”ハッブル”を登っているものです。おお~。
こう書くと、一世を風靡したような靴に感じるかもしれませんが、このあとすぐ発売される、これまた歴史的な一足同社の”レーザー”によってあまり日の目を浴びずに消えてゆきました。
私は実はこのシューズちゃんと履いていません。それなのになぜここに書くかというと、初めて履いたクライミングシューズがこれだったからです。たまたま、新しいもの好きの先輩が、上京した際、購入していたのを履かしてもらいました。それまで、変なカンフーシューズみたいなので登っていたのでその衝撃は忘れられません。カラーリングも好み。つくりも悪くなかった記憶があります。”岩雪162号”で「スプリントⅡは滑る」という記述がありますが、推測で、つま先が反りやすいのかなと思ってます。
これまた、クライミングを始めた頃のずいぶん昔、上京した際、某山の店に、在庫処分で安く売られていたのですが、お金がなく買えなかったことが、今でもたまに思い出します。
とにかく憧れのシューズでした。
”スプリントⅠ”ってのもあったのですが、日本には輸入されておりません。”Ⅱ”とちがいエッジングシューズらしいです。確か、「ニンジャ」も”Ⅰ”と”Ⅱ”があって、”Ⅰ”が硬く、”Ⅱ”が柔らかいと聞いたことがあります。確か、日本には”Ⅱ”だけ入っていると・・・。そーいえば、ギュリッヒが変な色のニンジャで登ってたな?このあたりはまた、後日書きます。
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